2017.05.12.09.34

Scars To Your Beautiful

と、さきほどから彼女はつよくうったえているが、ぼくには彼女の真意がわからないのだ。

永遠なるものとしんじているからだろうか。
絶対的なもの、普遍的なものとしんじているからだろうか。

もしもそうであるのならば、彼女の主張はいたいほど、よくわかる。さもなければ、こんなにもちからづよくぼくにうったえる必要などないはずだ。

自身の身体に付随するものであって、それがそれであるだけで、充分な価値がある。だとしたら、それだけできっとつよく信頼できるものがはぐくまれるからだ。それをちいさな信仰とよんでもきっとさしつかえあるまい。

だけれども、彼女の信仰 [あえてこう命名するが] のよってたつものはけっして、そのようなものではない。もろくはかなくその生涯はみじかいばかりか、全盛はほんの一瞬だ。

それにしがみつくのはなんとおろかなことだろう。
いや、まて。
だからこその信仰のめばえなのだ。

ごくみじかいときにだけかちえる陶酔。
そしてそれを美と命名する権限はきっと、彼女達だけにゆるされたものなのだ。

[the text inspired from the song "Scars To Your Beautiful" from the album "Know-It-All" by Alessia Cara]


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