2016.10.30.11.52

これもまた悪い夢の続き 88.

こんな夢をみた。

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the poster for the movie "The Day Of The Jackal" directed by Fred Zinnemann

さっきから、寒さに震えながら素っ裸で毛布にくるまって、胎児の様に、身を屈めている。
眠いのだが眠れない。それとも、眠ってしまえばこのまま永眠してしまうのか。
部屋の灯りは煌々と灯ったままだ。

背後から何かが忍び込み、右手首をつかんだと思ったら、ぐいと引っ張られてそのまま、握手される。
「もう会えない」
握り合った右掌の主は、そう謂う。
おんなだ。

「こんな状態の俺に、そんな事を謂うのか。第一、卑怯だ」
そう詰るつもりが声にはならない。寝呆けているからだ。
そして、情けない泣き事ばかりぐずぐず謂う。みっともない男だ。

おんなの右掌が俺を振りほどき逃げようとするので、ぐいと毛布の中に引っ張り込んだ。
彼女も裸だった。

しばらくして、裸のおんながこう謂う。
「Xが死んだね」

ふたりの共通の知り合いにXと謂う人物がいるのだろうか。
怪訝な顔をしていると、こう付け加える。
「首相よ」

<断章>

約束の時間におんなの家に迎えに行くと、急用で2, 3時間は出かけられないと謂う。彼女の姿は見えず、声しか聴こえない。
彼女の分のチケットをテーブルに置き、先に会場に向かう事にする。

イベントは午前中から、既に始まっている。俺は、トリ前のゲストだけ観れればいいので、何の問題もない。
ロビーには幾つものモニターが置かれ、数時間前のハイライト・シーンが放映されている。
その一つの前にふと立ち止まり、あるスイッチに触れると拙い事になる。

そのモニターから流されている映像のその時間に、俺はワープされてしまう。
今まさに、そのイベントが開始する時間なのだ。

ステージには、TVで観た事のあるアナウンサーと芸人が立ち、開催を宣言する。
ところが、芸人がある台詞を謂い淀み、ブーイングが沸き起こる。芸人はブーイングの火元に喧嘩口調で挑発するが、ステージは何事もないかの様に転換する。

俺の座席の足許には、膝くらいの高さのある照明装置が置かれている。四面を木製の枠で囲われたガラス窓が貼られている。中には細い蝋燭が幾つも灯っている。
あたりを観ると、その装置は客席の一人一人に渡っている様だ。

ステージは先程から何度も暗転するから、その度に会場は、その装置の灯りだけになる。
それは暖かいが、心細い灯りだ。

この蝋燭は今日1日もつのだろうか。
いや、それ以前に火災の心配はないのだろうか。
それは、背の高さのわりに、安定が悪い。

この会場は古く、座席間が狭い。
投げ出した後ろの席の男の足が、さっきから何度も照明にコツコツと当たっているのだ。

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the poster for the movie "Rockshow" directed by Paul McCartney
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