2016.08.30.10.20

りぴーとあふたーみー

フランク・ザッパ (Frank Zappa) の [正式にはマザーズ・オブ・インヴェンション (The Mothers Of Invention) 名義の] 2枚組CD『アンクル・ミート (Uncle Meat)』 [1987年発表 オリジナルLPは1969年発表] の2枚目をうんざりしながらも期待に胸躍らせて聴き惚けていると突然に、耳馴染みのあるフレーズが飛び込んで来て吃驚する。
それが表題に掲げた語句、リピート・アフター・ミー (Repeat After Me) だ。

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この作品は本来、映画『アンクル・ミート (Uncle Meat』 [フランク・ザッパ (Frank Zappa) 監督作品] のサウンド・トラック盤として制作されたモノで、その肝心の映画作品は1987年にヴィデオ発売されるまで、未発表未公開のままに放置されていた。

それに起因するモノと思われるが、そのサウンド・トラック盤がCD化される際に、大幅な追加収録がされて発売されたのが、ぼくの手許にある2枚組CD『アンクル・ミート (Uncle Meat)』だ。
映画からの抜粋音源として2曲、『アンクル・ミート・フィルム・エクサープト・パートI (Uncle Meat Film Excerpt, Pt. 1)』と『アンクル・ミート・フィルム・エクサープト・パートII (Uncle Meat Film Excerpt, Pt. 2)』がある。しかも前者は収録時間37分34秒もある"大作 (Voluminous Work)"だ。

そのふたつの楽曲のいずれも殆どが会話を主体とするモノで、ネイティヴでもなんでもないぼくは、字幕の映らない映画以上に、手の施しようもない状況に放置されている。

もしかしたら、その2曲を飛ばしてしまえばいいのに、と思わない訳でもないが、だからと謂ってそんな気が沸き起こる気配もない。
と、謂うのも、この作品が、未発表の映像作品のサウンド・トラック・アルバムである、と謂うコンセプトがあるからである。

アルバム冒頭に、その映画音楽の主題でもあるかの様に『アンクル・ミート (Uncle Meat : Main Title Theme)』が呈示される。
そして、その主題が何度も何度も、編成や編曲やテンポが変わりながらも、次から次へと登場する。
その流れに身を預けてしまうと、40分弱の英会話も、さも必然であるかの様に聴こえてくるのだ。
[但し、これはぼく自身の英語聴解力に起因するモノなのかもしれない。ぼくは会話に音としての意義しかおいていないが、そこに意味が共存していたら、全く異なる感慨を得るのかもしれない。]

そして、この2曲の向こうには、フランク・ザッパ (Frank Zappa) の代表曲『キング・コング (King Kong)』の主題と変奏が待っているのだ。この曲、オリジナル2枚組LPでは優に片面全てを費やす"大作 (Voluminous Work)"であると同時に、フランク・ザッパ (Frank Zappa) のいくつもある凄みのある局面が、惜しみなくさらけ出されているのである。

ただ、そこに横着する前の苦難が『アンクル・ミート・フィルム・エクサープト・パートI (Uncle Meat Film Excerpt, Pt. 1)』と『アンクル・ミート・フィルム・エクサープト・パートII (Uncle Meat Film Excerpt, Pt. 2)』であって、そこにおいてたったひとつ、ぼくが聴き取れるのが「リピート・アフター・ミー (Repeat After Me) 」と謂う発話なのだ。

何故、その語句がそんなにも強い印象を与えるのかと謂うのは、きっと、中学校時代の英語の授業に原因がある筈なのだが、それをここでつらつらと書き綴るのは、怨嗟と罵倒ばかりになってしまうだろうから、今回はしない。

次回は「」。

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