2016.05.20.10.35

Tryouts For The Human Race

試練、とはよくいったものだな。
彼はだれにいうのでもなく、そうかたりだした。

そこらのつちくれにむけてほうりだされるのも試練ならば、豊かな土壌に丁寧にうえて、日々こまめに剪定されるのも試練だ。種にとってはな。

出芽し、枝をのばし、葉影をやしなうべきなのは、どの種にとっても宿命であって目的ではない。
開花も受粉も結実さえも、だ。

自身のDNAを次世代につぐのが使命ならば、では、いま、ここにいるおれたちは一体、何者なのだ。

よしんば、になわされたものが達成できたとして、その対価にうるものは一体なんだ。

ためされている、もしくは、ためしてみる。
ああ、なんでもいいさ。へらずぐちは。

おれたちがしりたいのは、ためされたのちにまっている本番のことなのだ。
そこでは一体、なにがまっている。
なにをすればいい。

それをさきにおしえろというのは、傲慢なのだろうか。
取引としてはむしろ、正当な嘆願だとおれはおもうのだがね。

[the text inspired from the song "Tryouts For The Human Race" from the album "No. One In Heaven" by Sparks]


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