2015.09.15.07.09

ねこまんま

前回、ラムネ (Ramune) に呑むラムネ (Ramune Drink) と喰うラムネ (Ramune Candy) 、2種類のラムネ (Ramune) があると書いたのと同様に、ねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) にも2種類のねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) がある。
白飯 (Steamed Rice) の上に、鰹節をトッピングしたモノ (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Katsuobushi) と、御御御付けをかけたモノ (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Miso Soup) だ。
しかも、ぼくはこの2種類が2種類とも、大嫌いなメニューなのである。

と、謂う様な事はこのブログここここ、既に2度も書き殴っているから、始末がわるい。

嫌いな食事の事をただ論ってみても、あまり面白い記事にはならないだろうが、悔しかったらぼくが唸る様な、美味しいモノを喰わしてからにしてくれ給え。記事化して論評してやらなくもないから。

2種類のねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) のその前者、鰹節をトッピングしたモノ (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Katsuobushi) を一切、喰えない訳ではない。現に、殆ど同じ食材で構成された鰹節握り飯 (Onigiri Filling Katsuobushi) は全然、平気だ。寧ろ、幼い時は梅干し握り飯 (Onigiri Filling Umeboshi) や鮭の切り身握り飯 (Onigiri Filling A Bit Slice Of Salmon) や鱈子握り飯 (Onigiri Filling Tarako) よりも、好物の類に入っていた。
因みに、鱈子 (Tarako) は今現在でも嫌いだから鱈子握り飯 (Onigiri Filling Tarako) を口にする事はないが、梅干し握り飯 (Onigiri Filling Umeboshi) や鮭の切り身握り飯 (Onigiri Filling A Bit Slice Of Salmon) は平気で喰える。恐らく酸っぱさや塩っぱさが苦手であったと同時に、その食材に喰えない種子や小骨があるからだと今、考えている。そういう理由で、蟹料理 (Crab Dishes) は今でも苦手だ。
それは兎も角として、同じ鰹節 (Katsuobushi) と白飯 (Steamed Rice) の料理であるのにも関わらず好き嫌いが分かれるこの現象と同種のモノは、納豆 (Natto) に関しても実は顕れている。つまり、納豆 (Natto) そのものは不得手である代わりに、納豆巻き (Natto Roll) は平気に喰えるのだ。更に謂えば、その納豆巻き (Natto Roll) を喰う事によって、納豆 (Natto) と謂う食材に対する苦手意識を克服出来た様な気もする [納豆巻き (Natto Roll) を喰うのは、上京して一人暮らしを始めてからの事だ。それ以前は未体験なのだ]。
だからと謂って、鰹節 (Katsuobushi) や納豆 (Natto) の様な、白飯 (Steamed Rice) の上にトッピング (Topping) する食材の全てが苦手だと謂う訳ではない。卵かけ御飯 (Raw Egg On Rice) は好物のひとつでもあるし、さらにその擬似行為である様なのり玉 (Rice Seasoning Egg Taste) も好きだ。
更に書けば、鰹節 (Katsuobushi) 風味のふりかけ (Rice Seasoning) は平気で喰えるからここでも欺瞞が生じてしまうのか。但し、鱈子 (Tarako) 風味のふりかけ (Rice Seasoning) は絶対に手は出さない。

こういう具合にして、一見、筋が通っている様で実は全然出鱈目な口実がまかり通る現象を、世の中では喰わず嫌い (Dislike Without Trying It) と謂う。
そして、その喰わず嫌い (Dislike Without Trying It) の、人様からみれば屁理屈以外のなんでもない出鱈目を謂いたい放題まくし立てているのが、2種類のねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) のその後者、御御御付けをかけたモノ (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Miso Soup) なのだ。

白飯 (Steamed Rice) も喰えるし、御御御付け (Miso Soup) も [苦手な具材の入ったごく一部のモノを除いて] 喰える。だのに、それを混交したモノは絶対に嫌なのだ。
単なる美意識の問題なのだろうか。
しかも、殆ど同じ食材で構成されていてしかも手順だけがほんの少し違うだけのおじや (Rice Porridge) は何故か、喰える。
因みに幼い頃は月が変わる毎に発熱して寝込んでいた病弱な身だったから、その際はおじや (Rice Porridge) くらいしか身体が受け付けなかった。同じ白飯 (Steamed Rice) で構成されているお粥 (Thin Rice Porridge) は何故か駄目だった。

[と、ここまで綴ってきて不意に不安になったのは、おじや (Rice Porridge) とお粥 (Thin Rice Porridge) の違いだ。それに雑炊 (Porridge Of Rice And Vegetables) も加えてもいい。少なくともぼくの意識の中では、味噌風味 (Miso Taste) のそれをおじや (Rice Porridge) と呼んでいるのだけれども。]

おじや (Rice Porridge) は喰えるのに御御御付けをかけたモノ (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Miso Soup)、つまりねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) は駄目だと謂うのは、親としては全くもって納得がいかないモノだった。
何故ならば、ぼくの3歳下の弟はぼくよりも健康でしかも、どちらのねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) も大好物だったからなのだ。
彼と比べれば、病気がちなぼくは酷く我儘にみえてしまうらしい。

ところで、ねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) と謂う呼称は一体、どこから来たのだろうか。
少なくとも、ぼくの育った家庭ではねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) と謂う呼び名は、2種類あるそれらのいずれにも使われていない。
単に「鰹節 (Katsuobushi) をかけたの」とか「御御御付け (Miso Soup) をかけたの」とか、その行為を半ば名詞化して呼んでいた様な記憶がある。

images
実は、2種類ある食品を、ねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) と謂うのだとぼくに教えてくれたのは、ジョージ秋山 (George Akiyama) だった。
彼のどの作品かは憶えていない。
物語の枠の外に登場した作者自身、さもなければマンガ『告白 (Confessions)』 [19711972週刊少年サンデー連載] の様に、ジョージ秋山 (George Akiyama) 本人を主人公にした作品のどこかで、ねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) に関する愛情の様なモノを縷々、描き連ねていたのだ。ぼくの記憶が確かならば、読者とのねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) に関するやりとりをそのまま描き綴った様だ。
彼の作品にマンガ『ねこまんまのジョージ (Cat Food George)』 [1975年刊行] と謂うのがあるが、少なくともこの作品ではないと思う。コミカルな画風ではない、彼のシリアスな方の表現によって、いずこの作品において、ねこまんま (A Bowl Of Steamed Rice Topped With Something) 愛が語られていたのだ。

次回は「」。
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